時計のない日記ブログ♪

子供たちの数がどんどん減ってるとききました・・
いわゆる少子化というものです。
少子化というものは、相対的に高齢化も生み出します。
高齢化によって少子化になるのか、その逆なのかよく分かりませんが、
とにかくその2つの要素は一体です。
さて、この少子化というもの。
一般的に不利益ばかりがあるような言い方をされています。
少子化になると、経済力が落ちる、人的資源が乏しくなる・・とか。
確かにその通りでしょうね。
経済的な盛り上がりも、人的資源も、若い力によって支えられていますから、
その原料となる子供が少なくなるのは、経済的な意味では不利益かもしれません。
しかし、社会の静穏化という意味ではどうでしょうか？
騒音を立てる存在が減って静かになる、暮らしやすくなる。
人の心が穏やかになる。
そんな風に考えられるなら、必ずしも少子化は悪ではないと思います。  

なんとなく突出したもの、風変わりなものを、
日本人は伝統的に排したくなる民族性があります。
みんな同じ、みんな平均的でなければならない。
そう思いたくなる特質があるようで、しかもそれを全員に求めたがる民族です。
自分が関わるエリアの中に一つでも突出した存在があると、
それを容認したり寛容に受け入れることができず、
なんとかして排出して、追い出さなければ収まりがつきません。
特にその存在が具体的に害を及ぼすものでもないにも関わらず、
自分と違うというだけで、違和感を通り越して、敵意を抱くようになるのです。
人間は敵意を抱かなければ、それを排出しようとはしないはずです。
でも、よく考えてごらん。
動物でも、草木でも、自然でも、何一つ、まったく同じ物はないはずです。
みんな同じ種族ではあっても、個性があって、違いがあるのです。